JACK DANIELS

1981-1984

ジャックダニエルは米国を代表するバーボンです。当時はサントリーが輸入販売をしていました。'70年代後半の日本ではバーボンの存在はまだそれほど知名度もなく、限られたお店にあった程度でした。しかしジャックダニエルの名前だけは知られていて、トウモロコシが原料だったこともファンにとっては興味をそそる存在だったようです。


媒体は朝日新聞15段広告を年3回掲載することと予算が極端に少ないという事が条件でした。スコッチではなく、強い香りのバーボン。スコットランドではなく、夢と希望の開拓の国アメリカ。ヨーロッパの小麦畑でなく、広いトウモロコシ畑。を想像しました。ビックアートと国旗が大好きなアメリカを表現の中心に立て、アメリカのビックなイメージ写真を探しました。写真集や当時世界でも代表的なグラフ雑誌LIFEやLOOK、またナショナルジオグラフィック誌などを買いあさり、アメリカ人が大好きな写真を徹底的に集めました。何点かセレクトをしてから、米国の出版社に直接手紙を送り使用許可と写真を紙焼きして送っていただきました。

 

“ビックなアメリカを代表する日に自国のウイスキーで乾杯!”独立記念日、リンカーンやワシントンの誕生日、収穫祭、南北戦争、リンドバーグ・・・。当時の日本人はアメリカの自由とヒーローと開拓精神が大好きでした。その波に乗り、バーボン人気は高まり、想像以上の成功を獲得することができました。

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